世界的にも著名で、革新的な芸術家の作品を宇宙でも鑑賞できるユニークな機会です。
ここはヴェスプッチ、そして芸術…現代芸術そのもの。そう、イタリアが世界を訪れるとき、その素晴らしき文化の歴史はもちろん、何より現在と未来さえも皆様にもたらすことができるのです。 このことが、ヴィッラッジョ・イタリアにおいて、若手ながらすでに有名なイタリアの彫刻家・通称「JAGO」としても知られるヤコポ・カルディーリョが、かの有名なミケランジェロの傑作にインスピレーションを得て制作した、最新のオリジナル作品「ラ・ダビデ」が展示されている大きな理由となっています。彼は、デジタルアーティスト(最もインスタ映えする芸術家の1人)ですが、彼の作品は大理石の彫刻であるため、非常に物理的な魅力に溢れています。そして、彼こそが、過去からインスピレーションを得ながら、それを超越することを志向する芸術家。「かのミケランジェロが作品を制作する様子を、長時間撮影で本当に見ることができたとすれば?私なら、絶対に見てみたい!」
それだけではありません。JAGOは、国際宇宙ステーションに大理石の彫刻を提供した最初の芸術家であるというユニークな業績も誇っているのです。これは、2019年における、ESA(欧州宇宙機関)のBeyondミッションでの出来事。問題となった作品は、The First Baby (最初の赤ちゃん)と題され、新生児の胎児を描いたものです。この作品は、2020年2月に、ミッションリーダーであり、イタリア人でもある宇宙飛行士ルカ・パルミターノの管理の下、地球へと帰還しました。